昨日、ふと、あ、行かなきゃと思い立ち、馴染みの居酒屋へ行ってまいりました
やはり面白いご縁がございました
カウンター席のみのお店なのですが、鯛の昆布締めを隣の男性が頼んでいたので、わたしも食べたいと思い、注文しましたら、隣の男性の分でラストだったのです
「隣の芝の青さよ」
と私が笑って店の主人と話しておりましたら
その会話を聞いておりました隣の男性が「半分どうですか?」と言って頂きまして分けて頂くことと致しました
その後も話しておりましたら、微生物研究の第一線でご活躍なされている方でありまして、山の匂いは微生物の匂いという話題から、研究されている微生物の画像を拝見させて頂いたりと、贅沢な時間を過ごさせて頂きました
微生物をシャーレの上で培養し、顕微鏡で観察をする
ある一つの培養された微生物にある一定の圧(濃い塩分濃度の水溶液を入れると仰っていました)を施すのですが、面白いことに、シャーレの中は同じ条件であるのにも関わらず、そして同じ微生物であるにも関わらず、形の変容を見ることができるものもあるようなのです
一つ一つが意思を持つかのように、外部からの影響により形を変え分裂するのですが、中身は同じだとおっしゃっていたのが印象的でありました
「人」の始まりを想像してしまいます
外側がどう変容しようとも、内側は変わらないのです。そして、同じ環境であっても外側は変わるのです。また一つ、真理をみたような気がいたしました
肉眼で見ることはできませんが、確かに存在する世界です
春風に乗り、微生物の香りが山から降りてきております。私はその香りを幼少期から「天狗の匂い」と言っておりました
春は天狗が山から降りてくるんだと信じていましたし
「ロマンでしょ」と男性に話しましたら
その話を横で聞いていた店の主人が
「ロマンって言えばなんでもまとまると思っているよね」
と笑っておりました
やはり「人」との「縁」はちょうどぴったりなのでしょう
この世界は本当によくできております
さ、桜が満開ですよ
ぜひ微生物の香りを体験しに大自然へ出掛けてみてくださいね
This world is wonderful!!
本日もご縁に感謝です🙏
お読み頂きありがとうございます
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