家族という不思議な縁の集まりが作る家庭は無法地帯であります
近年様々な形になってきて、より複雑でありながら、より自由な関係性を保てるようにもなってきてはおりますが、世代、正しさ、経験の価値基準は時に他者を傷つけたりもするのでしょう
家族間で価値の押し付け合いを強引にしかも暴力的に繰り返されてる場面に遭遇いたします
ある日、電話がかかってまいりました。10代の女性の方であります。泣きながら話をされております
「母が私を2週間無視し続けているんです」
「目の前で話しかけても顔を背けてどこかへ行ってしまうし」
「今日、なんでこんなひどいことを続けるのか?と聞いたら、大事なあなたが間違えたことをしているから、あなたの為を思ってわからせてるのよ」
と言われ、あまりにも苦しくなり、電話をかけてきてくれたのです
問題の大小はあるでしょうが、このような現実が家庭の中では日常茶飯事で繰り返されていたりもするのです
他者をコントロールすることは出来ない事実を理解しえない上に、自分の価値基準を強引に押し付けてしまう
原因を突き詰めてゆけば細かに見えてくることも沢山ありますが、この場合、保育者である母親の体験でしょうか、母親もまた被害者でしょう
無意識に被害者が加害者になるのです
そして、なりやすい環境が家庭なのです
御家族をお持ちの皆さま、今一度、自分の傷を見つめる勇気を持ち、全ての価値基準を横へ置き、家族というフレームを外し、心ある対話を目の前の他者とぜひなされてください
きっと今よりも素晴らしい関係を築くことができるでしょうから
I strongly wish that it will be that way!
本日もご縁に感謝です🙏
お読み頂きありがとうございます
お会いできる日を楽しみにしております
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