命の有限の美しさを知るときは、命が絶えるその一間に立ち会えた時でしょうか
震災、コロナ、孤独死、自死、距離、立ち会えない沢山の命の最後を受け取る時もあるでしょう
生まれるも死に行くも単独で行われるものでありますが、他者とのエネルギーは必ず融合されているものであります
死に行く者がその際に残すエネルギーたるや、測ることは出来ずとも、距離や時空を越えるパワーがあります
起こり得た現実と悲しみのその先に確かに受け取るでしょう
私は2年前の11月、平和行進への参加の為、ネパールのお寺に滞在しておりました
出国前に福島の実家の父が心臓の手術をした直後ではありましたが
「お前はお前の事をしろ」という父の口癖が背中を押し、ネパール行きを決めました
滞在3日目、父は術後の容体が急変し、そのまま息を引き取りました
肉体がなくなってしまっただけと気づくにはそう時間もかかりませんでしたが、やはり、私も人の子だと存分に感じた一間でありました
今生での父との出会いは感謝しかありません
良きご縁でありました
父のエネルギーは今でも常に私のエネルギーと融合されているのをふとした時に感じます
実直で不器用すぎた現実世界での父というよりは、全てを解放し、受け入れた魂のみの父でしょう。とても暖かいのです
目には見えずとも、触れることはできずとも、確かに魂は存在するのでしょう
魂を宿した肉体の最期に立ち会うという一間は美しく奇跡です
私たちは奇跡の連なりの中で生きて死に行くのです、しかし、何も失わないでしょうし何も無くさないでしょう
命つきるまで、そしてその後も、受け取るもの、渡せるものの方が大きいのです
だからこそ、魂震える生き方を
選び続けたいものであります
This world is beautiful!
本日もご縁に感謝です🙏
お読み頂きありがとうございます
お会いできる日を楽しみにしております
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