2021.05.31 06:04Equilibrium「腐るのではなく枯れる、そんな生き方が僧侶としての使命なのではないでしょうか」即身仏=煩悩即菩提新潟県から山形県くらいまで明治時代以前に広がりを見せていた修行です。真言密教系の僧侶が地中に掘った穴の中に入り土を被せ、竹筒から空気を吸い、命尽きるまでお鈴を鳴らしながら読経をする。そして、お鈴が聞こえなくなってから3年3ヶ月後、地上に出され、今生の使命を果たすこの時の肉体は眼球がまだ残っていたり、肉体が腐ることなくミイラ化しています。高温多湿の日本でありながら枯れている状態なのです不思議ですよね10年前でしょうか、私は長男が産まれたその頃にビーガン食を実践しておりました動物性の物質、化学添加物を一切断ち、玄米菜食でありました。必要に迫られてニ年間くらいでし...
2021.05.29 03:16The exact opposite今ここ、今中、中道、それらを保持して生きることが通常概念の時間軸から囚われる事なく生きやすくなるでしょうか私の日常をお話いたしましょう私はコンサルタント会社でも働いています。もちろんお寺でも働いています。四人のお母さんもしていますし、肩書きは何だろな、よくわからないですが、マルチになってしまいましたまだまだカウンセラーが流通していない地方の会社専属カウンセラーでありますし、社員からの申し出制ですので、コンサルの会社での私の仕事の9割は企画営業の仕事内容ですお寺であっても、同等です。お寺の奥さんというフレームが10割。100%ですから、まぁ想像はできますでしょうか会社では1日に沢山の方に会える、意見を聞けるという時間は楽しすぎて遊んでるのとほぼ変わりない...
2021.05.26 03:16For a moment本日は私の見えている層を保持した螺旋の世界の話を書かせて頂きますね「意味づけをしすぎると沼」のお話をいたしましょう見えない世界も現実の世界も同じ仕組みになっていますので、どんなフレームをどこにはめても窮屈になることは確かです。意味づけも一つのフレームでしょう見えない方々からのお知らせと起こる出来事がリンクしているかどうかという判断はその一瞬に自分がどう感じ考えたかという事が全てです例えば「え?こんなところで転ぶの?」というシチュエーションで派手に転ぶのことがあったとしますもしかしてこないだのアレがいけなかったのかな?もしかして何か悪いことの前触れ?そういえばあの人の念を強く感じたのよねなどなど、様々に感じ考えたりするのでしょうが、はっきり言ってあまり意...
2021.05.24 03:16Honesty本日は「素直さ」を体感する素直で純粋であると言うことは、どういうことなのか、お話を致しましょう素直さとは他者の行為をまっすぐで純粋だと感じること、そのような他者や出来事を通して、自分がどう感じたかという状態を示すのです自分はどうだろうかと測り直すならば、嘘のない自分の正直な気持ちで物事を捉え続けているか、真っ白な状態で他者の話を聞いているか、そういった事になるでしょうか自分の素直さなどは自分にはわかるはずがありませんコミュニケーションは大抵、相手がどう受け取るのかに重点がありますある日、これが素直さの真髄だな、という出来事に遭遇致しました高校生のお子さんがおります友人のお宅にお邪魔いたしました時の事です棚の上になんとも可愛らしいお花が飾ってあるのに目が...
2021.05.22 03:16Thanks!!本日は鎮魂と感謝のお話を致しましょうお寺という特殊な環境での私の日常の一部でしょうか魂を宿した肉体に感謝をする故人との出来事や思い出に感謝をする葬儀はその意味が大きいでしょうか昨今のお寺という環境は魂が肉体を離れてから縁が生じることが多いでしょう葬儀も形式ばかりが重要視され、故人との一対一の対話が難しくなっているように感じることが多い現実があります鎮魂と肉体への感謝。この二つを同時にするのが葬儀です。何より、見送る側の鎮魂が私は一番の大事かと考えております見送る側、残された側が欠落したエネルギーをどのようにして生み出していくのか、または生前の双方に歪みがあったのであればその歪みさえも昇華し、亡くなられた方の想いをしっかりと受け取るそのサポートをさせて頂...
2021.05.19 03:16Wonder他者の話を聴いておりますと、不思議な事が多々あります話を聴いているだけなのですが、他者の話とは全く関係のないような言葉を返しそうになるのです例えば、他者は仕事の話をしているのですが、お母さんが、とか、よい病院見つかりますよ、とか、全く話の内容と違う言葉が降って湧いてきてしまうのです一通り話を聴き終えた頃を見計らって「お母様はお元気ですか?」と質問しましたら、実は足が悪くなってしまって病院を探している所だと言われてあぁ、それでかと納得したりもします不思議でしょう子供の頃はそういったものは全てエネルギーとして感じていただけだったのですが、言葉になってしまうと、これは伝えた方が良いのか、嫌、関係ない話だしな、と脳内で自問自答を繰り返してもいますクライアントさ...
2021.05.18 03:16A sense of security「婚姻制度の意味がわからないです」意味がわからないシリーズでシリーズ化しそうですね先日の「0点の答案用紙に0点をつける意味がわからない」、その前の「謝罪の意味がわからない」の第三弾意味がわからないことだらけで、楽しいですね私は子供が出来ても、届けを出したくないと喚き散らしておりました。今から17年前でしょうか、当時23歳です。意味がわからないことを腑に落とすには体験するしかないんですよね仕方ないので渋々届けを出しに区役所へ行ったのですが、それでも意味がわからなかったです(笑)東京で一人暮らしをしていた時に第一子を妊娠し、臨月を迎え実家に帰省するまで一人でした。一人で妊婦生活って今考えたら大変だっただろうなと想像してしまいますが、特には何も感じてなかった...
2021.05.16 03:16Experience「喉元過ぎれば熱さ忘れる」苦しいことも、時間が経てば忘れるということわざですが、実際喉元過ぎても熱さは忘れません時は経ちますが、一度体験した感覚は脳にスタッキングされ、想像すれば思い出すことは可能でしょう例えば、初めて飲んだお茶が熱すぎたら口の中にその感覚の記憶はあり続けるでしょうしもっとよくわかるのは梅干しでしょうか、一度食べた事がある人は目の前になくても想像しただけで唾液が出るでしょう脳の神経回路の癖です熱さ、酸っぱさ、を初めて感じた時点で感じる体験は終了し、神経を通り記憶されるのですが、想像だけで追体験可能となりますそして、体験は過去のものとなっているのですが、「熱いから次は気をつけよう」とか「あの酸っぱさは苦手だな、美味しいな」という思考は体験...
2021.05.15 03:16Whatever happens, happens! 「成るようになるよ」私を取り巻く他者は兎角にこの言葉を使われます私はというと成るように成るとも考えずに層を捉え続け秤の目盛りを広げているので、「成るようになる」と捉えきれず、目下の課題に夢中になってしまう事が多いでしょうか(笑)先日も「成るようになる」と言われて思い出した言葉がございました「人間万事塞翁が馬」中国の古い哲学書、 「准南子18巻」の「人間訓」に書かれているものですこの言葉を初めて知った時、今から4年前でしょうか、私生活は誠の闇の中でありました。暗い暗いトンネルの中にいたでしょうか、全く光が見える気配もありませんそんなある日、親しくしておりました近所の年配の男性が私に一通のメールを送ってくれたのです7、8年の親子共々のお付き合いでしたので...
2021.05.14 03:16Sake drinker「ぎっちょは無意識に生きにくいんですよ」成人人口の8%から15%しかいないとされている左利き。利き手は母親の胎内にいる妊娠10週目で決まるという話もあります。先天的なもので、遺伝子が関係されているようです古代の壁画に描かれている人物を見ても、大抵は右手に何かを持っていたりしますから、太古の昔から、右利きが多い世界なのでしょう物心つく頃には「左利きは不憫な子」という無知フレームさえ、聞き慣れたフレーズでした生まれつきなのにどうしろというのでしょうか(笑)「ぎっちょは無意識に生きにくいんですよ」先日、社外会議でお会い致しました他社の左利きの男性が、雑談しておりました時に話されておりました「右利き仕様の世界なんですよ」と笑っておりましたが、なるほどなと腑に落...
2021.05.13 03:16Score「0点のテストにわざわざ0点と書く意味がわからないです」テストの加点制度自分がどれだけできたかを測り満点を目指し努力をする本来点数は自分を測るものではないのですが、ここを捉え損ねると、自己評価があらぬ方向へ向かうのでしょう小学校低学年までの点数制度、見直してもらいたいものです私は実は小学5年生頃まで漢字を鏡文字で書いていた子供でしたどうしたって捉えきれないのです算数もどれだけやってもちっとも理解できず、成績表は良くても五段階評価の「2」が毎学期ついていたものでしたなぜ勉強をしなければならないのか、というような疑問はなく、知りたいけど、理解したいけど、意味がわからないのです意味がわからないって致命的ですそこへ来て、毎回20点の答案用紙を返されても意味がわ...
2021.05.12 03:16Good place海で心身の傷を癒す生まれ故郷の福島県福島市は海の無い山に囲まれた盆地でありましたが、海のある沿岸に夏場はよく父に連れて行ってもらったものでした子供の頃、よくできていた汗疹も、擦り傷も、虫に刺された傷も海に入れば翌日には良くなっておりましたし、海をみると、大抵の嫌な事は忘れられる場所でありました愛知へ住むようになり、一年に一度、毎年6月に必ず海にいってはいたのですが、昨年からはある海水浴場へ足繁く通うようになりました整地されたとても小さな海水浴場です。遠くを見ても工場があり、景観としては何処か混沌としていて、美しいというものではないのですが、それさえも私にとっては完璧な場所なのですアーシングをしたり、瞑想をしたり、散歩をしたり、本を読んだり、子供達を遊ば...